ベルクnews|従業員の身体的負担軽減「レジ専用椅子」設置の取り組み開始
(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長) は、立ったままのレジでの接客を見直し、従業員の身体的負担を軽減しより良い接客ができるようにするため、ベルク一部店舗(ベルクすねおり店・ベルクフォルテ津田沼店)にレジ専用イスを設置した。
また4月17日(水)に群馬県吾妻郡中之条町にオープンする「ベルク中之条店」でレジ専用イスを本格導入する。
ベルクの丸山チェッカーマネージャーは「コロナ禍で日本人の働き方や働く人の価値観が大きく変化していくなか、今まで当然のように行っていた『立ってレジを打つ』という業務に違和感があった。オランダやイギリス、韓国などの諸外国では『座ってレジを打つ』ということが”当たり前“で、お客もそれを受け入れている。ベルクでは『レジ業務は立ち仕事』という固定観念を壊しつつ、座ってレジを打つことによってレジ担当者の身体的・心理的負担が軽減され、笑顔あるより良い接客に繋がることを期待している」とコメント。
また、ベルクすねおり店の水村チーフは「今までレジを打つ際は長時間立ちっぱなしだったが椅子に座れることができるようになったので、足が疲れたときなど座りながらレジを打てるのは体力的にも精神的にも楽になった。他のレジスタッフの皆さんも最初は椅子に座ることに抵抗があったが今は少しずつ慣れてきて上手に椅子を活用してる人が増えてきている」と語っている。
従業員の声でも、「腰痛を患っているので、少し楽になった」「手隙の際に座ることができていい」「足を中心に体が疲れにくくなった」「お客さまから『座れるようになってよかったね。』とお声がけされた」「この取り組みを継続してほしい」と、取り組みの評価は高い。
ベルクでは新店舗で初の試みとしてレジ従業員の声や顧客の反応を収集して、イスの導入店舗拡大や業務改善につなげていく方針だ。