PPIHnews｜マジカの新機能｢マジボイス｣対応の委員会で商品改善

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長：PPIH)グループは2023年11月にオリジナル電子マネー「majica（マジカ）」公式アプリ内に、新機能「マジボイス」を導入した。マジカの会員数は約1400万人。またマジボイスに寄せられた要望に対応している様子を伝える「マジボイス実現委員会」公式サイトも同時に開設した。

マジボイス実現委員会では、月に一度、マジボイス上に書き込まれた口コミを基に選定した約 10商品を開発部門、マーケティング部門、デザイン部門などの関係部門と改善に向けた議論をしている。その様子も公式サイトやマジボイス上で公開している。

マジボイス開始から7カ月が経過し、メイン機能の一つである「正直レビュー」投稿された評価・コメントは累計62万件に上る。内訳は商品評価が47万件、コメントが15万件だ。

こうした顧客の声を基に改善された商品は多い。

たとえば、5月にリニューアルされた「あんだく溺れ天津飯」税込価格430円。ドン・キホーテの弁当・惣菜の新ブランド「偏愛めし」第一弾商品として 23年11月に発売した。マジボイス上で「持ち帰る時斜めにならない様に注意しないと、隙間からつゆが溢れる。蓋と皿の隙間をラップで塞いで欲しい。」（原文ママ）というコメントを基に、約40種の容器から新たに餡の溢れづらい容器を選定した。リニューアル後も「改善されたという容器でも普通にアンはこぼれます」という声もあり、さらなる容器開発に取り組んでいると言う。