イオンニュース|イオン環境財団がカンボジアプノンペンで3回目の植樹
公益財団法人イオン環境財団(岡田卓也理事長、イオン(株)名誉会長相談役)は 6月10日(土)、カンボジア王国で、第3回「カンボジア プノンペン植樹」を実施する。
植樹を実施するプノンタマウ野生生物保護センターは、首都プノンペンから約45㎞ 南方に位置するカンボジア最大級の野生生物保護区にある。
絶滅の危機にある生物を含む100種1200頭以上の動物が保護されており、市民の憩いの場としても親しまれている。
敷地内には、内戦や生活伐採により森林が荒廃し、早期の再生が必要とされる場所もある。
財団は、センター内の森林再生と生物多様性の保全に取り組むため、2015年から3年計画で植樹をスタートした。過去2年間で、カンボジアと日本の両国ボランティア 約1600名と、地域に自生する苗木1万4000本を植えた。
最終年となる本年は、800名が7000本を植える。3年間の累計は2万1000本となる。
財団のカンボジアでの植樹活動は、2002年に始まり、シェムリアップの世界遺産 アンコールワット参道沿い、並びにアンコール遺跡群チャウスレイ・ヴィヴォル遺跡において、のべ1220名のボランティアと、1万0360本の植樹を実施している。同国における累計植樹本数は、本年の活動をを含めると3万1000本を超える。
また、環境分野においてグローバルに活躍する人材育成を目的として、財団が主催する 「アジア学生交流環境フォーラム(ASEP)」に、王立プノンペン大学が2015年より参加している。今年は10月に、国際的な視野で生物と文化の多様性について考えるセミナーを開催する計画だ。
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