セブン‐イレブンnews|ATMとレジ利用の企業送金現金受け取りサービス開始

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋 一樹社長)は5月7日(月)から、企業から個人に宛てた送金を、銀行口座がなくとも、セブン銀行のATMとセブン‐イレブンのレジで受け取ることができる「現金受け取りサービス」を開始する。

現在、働き方の多様化やシェアリングエコノミーの普及、またネット通販の広がりに伴って、返品返金など企業から個人への送金機会が増えている。たとえば、オムニ7や通販の返品に伴う返金やバスチケットの払い戻し、契約内容変更による返戻保険料、職人への報酬支払いなどだ。これらのニーズに対応する日本初のサービスとなる。

送金サービスを行えるのはもちろん契約企業に限られる。セブン&アイ・ホールディングスのイトーヨーカ堂、セブンネットショッピング、赤ちゃん本舗、そごう・西武、ロフトのほか、千趣会、ウェルネット経由決済のバス会社、JM・助太刀といった建設会社などが、5月のスタート時から参加する。6月からはグループ会社のニッセン、さらにアフラック、三井住友海上火災の保険会社が順次加わる。

受け取り方は簡単だ。まず、電子メールなどで企業から送付される番号をセブン銀行ATMに入力する。紙幣はATMで、硬貨はセブン‐イレブンのレジでそれぞれ受け取る。また、硬貨は、電子マネー「nanaco」へのチャージや、「セブン‐イレブン記念財団」への募金に充てることもできる。1回当たりの受け取り上限額は10万円。

全国2万4000台を超えるセブン銀行ATMと2万店を超えるセブン‐イレブンのレジというインフラを活かした新たなサービス機能の提供になる。

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