ユニーnews｜コイン換金機｢コインスター｣をアピタ3店舗に日本初導入

ユニー(株)（愛知県稲沢市、佐古則男社長）は、コイン換金機「コインスター」を、日本で初めて3店舗に導入する。導入するのはアピタテラス横浜綱島、アピタ長津田、アピタ戸塚で、7月27日(金)から稼働させる。

コインスターは硬貨を紙幣に換金したり、ギフト券に変えたりできる機械で、アメリカで誕生した。現在は、アメリカ全土のWalmart、Safewayや、カナダ、イギリス、アイルランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの大手小売店に約2万台を設置し、年間約430億枚の硬貨を両替・換金している。

日本の個人消費における現金決済の割合は先進国の中でも高い。だが、銀行の支店窓口が減少しているため、ユニーでは硬貨から紙幣への両替が不便になりつつあると判断して、総合スーパーのアピタに導入する。これによってお客の利便性向上を図り、同時に、客数増加も期待している。

ただし、ユニーがコインスターで行うのは硬貨から紙幣への換金だけで、ギフト券は扱わない。さらに1回当たり両替手数料が9.9％かかる。一般のお客が果たして1割の手数料を払って換金するのか。