イオンnews|オペレーターによる映像通訳サービス550店で2/1スタート

イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)は2月1日(金)から、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」を全国の「イオン」「イオンスタイル」約550店舗に本格導入する。

観光庁が2016年に実施した「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」によると、訪日外国人旅行客が困ったことでは「施設などのスタッフとのコミュニケーションがとれない」が32.9%で最も多かった。また、「言葉の壁がない環境で買物したい」「買物をしているときに言葉が通じると嬉しい」といった声もあがっている。

これは(株)テリロジーサービスウェア(東京都千代田区、鈴木達社長)が展開するサービス。接客する従業員がイオンモバイルの社内スマートフォンやタブレット端末を使ってこのサービスにアクセスすると、通訳オペレーターにつながり、映像通訳によってサポートしてくれる。対応する言語は英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・ベトナム語・ロシア語・フランス語・タガログ語の10言語。日本手話通訳オペレーターによる聴覚・発話障がいのお客への対応も可能だ。

また接客シーン別の定型文や、よく使用される接客ワードの読み上げ機能もあり、イオンでは従業員の言語教育ツールとしても活用していく。

導入するのはイオンリテール400店、イオン北海道40店、イオン九州65店、イオン琉球47店で、今後、グループ各社に順次拡げていく。

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