アマゾンnews|感謝祭後の週末の売上高は過去最高を記録

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は 12月1日、ホリデー商戦が本格的に始まった「ブラックフライデー (Black Friday)」(11月26日)~「サイバーマンデー(Cyber Monday)」(11月29日)の売上高が過去最高を記録したと発表した。ただし、詳細な数字は発表されていない。

アメリカ合衆国では、11月第4木曜日のサンクスギビングデー(感謝祭)には親族や友人が集まり、七面鳥を食べたり、フットボールを観戦したりして過ごす。その感謝祭の翌日の金曜日は「ブラックフライデー」と呼ばれ、多くの小売店が一斉にセールを開始し、感謝祭の週末は年末に向けたセールで街は混雑する。

そして、感謝祭の次の月曜日が「サイバーマンデー」。地元で家族や友人たちと過ごした人たちが自宅や職場に戻ってオンラインショッピングをすることによって、ECの売上げが急増することから、サイバーマンデーと呼ばれている。

この期間、中小規模の出品業者の販売額がアマゾン全体の売上高の約半分に上った。人気のカテゴリーは、家庭用品や玩具、アパレルなど。

ベストセラーはアップル社のワイヤレスイヤホン「エアポッズ(AirPods)」、アマゾンの映像端末「ファイア・テレビ・スティック(Fire TV Stick)」、スマートスピーカー「エコー・ドット(Echo Dot)」、スマートディスプレイ「エコー・ショー(Echo Show)」、レブロン社のヘアドライヤーなど。

世界中で数十億個の商品が配達され、そのうち1000万個以上は、アマゾン・ロッカーや店舗のカウンターなど自宅以外の配達先に届けられた。

一方、アドビ・アナリティクスによると、サイバーマンデーの米国国内のオンライン売上高は107億ドル(1ドル100円換算で約1兆0700億円)で、前年比1.4%減少した。2012年に集計を始めて以降、前年実績を下回るのは初めてだとCNBCは報じている。

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