PPIHnews|3月国内既存店97.6%/特需反動でドンキ95.4%・ユニー98.8%

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)の国内リテール事業の3月度既存店売上高は、前年同月比97.6%。客数は94.3%、客単価103.5%だった。

国内リテール事業は(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)ダイシン百貨店の5社582店舗を対象としている。これら5社全582店の総売上高は100.8%だった。3月は、前年の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特需の反動減により減収となった。

ドン・キホーテの既存店は客数が90.3%、客単価105.6%で、売上高は95.4%。新型コロナウイルスの感染拡大によって落ち込んでいた商品カテゴリーの販売は回復傾向にある。とくに、化粧品やスキンケア、ヘアケア、日焼け止め商品、理美容家電など美容関連の売上げが伸長した。

ユニーの既存店は客数が98.4%、客単価が100.4%で、売上高は98.8%。外出の機会が増えて、卒業式、歓送迎会の再開に伴い、衣料品、学需、フォーマル、服飾小物が伸長した。

4月度は、4月23日(金)にドン・キホーテ十日町店(新潟県十日町)、 4月28日(水)にMEGAドン・キホーテ豊見城店(沖縄県豊見城市)とドン・キホーテ下北沢店(東京都世田谷区)の3店舗を新規出店した。また、4月20日(火)にピアゴ江南店(愛知県江南市)をダブルネーム店舗に業態転換する。

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