良品計画news|5月国内既存店91.4%/国内無印良品店舗の約8%が休業
(株)良品計画(東京都豊島区、松崎暁社長)が5月の月次概況を発表した。
5月の既存店(直営店舗142店+オンラインストア)売上高は、前年同月比91.4%。客数は111.4%、客単価が82.1%だった。店頭売上げは堅調だったが、オンラインストアの売上げが苦戦した結果、前年を割り込んだ。
一方全店(直営店舗+LS+オンラインストア)売上高は、前年同月比148.4%、客数188.0%、客単価78.9%となった。昨年の外出自粛の反動で客数が増加した一方で、客単価は減少した。
5月は、4都府県にて緊急事態宣言が発出され、連休中は対象都府県の都市部を中心に約半数、国内の20%弱の店舗を臨時休業した。その後も宣言地域は拡大され、土日を中心に臨時休業を実施し、月間では国内無印良品店舗の約8%が休業した。
部門別売上高では既存店ベースで衣服・雑貨が前年比98.2%、生活雑貨が83.0%、食品が118.4%。特に売上げが好調だったのはインナーウェア、キッチン用品、食品全般。
5月の国内新規出店はなかったが、海外では中国に6店舗、タイに2店舗出店した。