セブン&アイnews|8月はイトーヨーカ堂6.7%減・ベニマル0.4%増
(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の8月の営業成績を公開した。8月は西日本を中心とした記録的な大雨や、全国的に日照時間が少なく気温も低く推移したことにより、天候影響はマイナスとなった。また、下旬にかけて新型コロナウイルス感染者数が増加し、緊急事態宣言の対象地域が拡大するなど、行動自粛の動きも高まった。
(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年比96.9%。客数が92.7%、客単価は104.5%。全2万1115店の売上高は前年比97.7%。またコロナ感染症拡大の影響から、ワンストップショッピングの傾向が継続していて、客単価は3カ月連続で前年を上回った。
7-Eleven,Incの米国内既存店の商品売上高は105.1%。チェーン全体では、商品売上げが140.5%、ガソリン売上げは295.7%で総売上高は205.9%。
(株)イトーヨーカ堂は既存店総売上高(SC計)が93.3%、商品売上高は94.1%。客数94.1%、客単価100.1%。テナント売上高は91.2%。全店ベースの総売上高は92.6%。
(株)ヨークベニマルの既存店売上高は100.4%。客数は99.0%、客単価は101.3%。全店ベースの売上高は101.1%と好調を維持した。
(株)そごう・西武は既存店売上高が87.2%、全店ベースでは70.6%。
デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズは、既存店売上高が77.2%。客数80.3%、客単価96.2%と、コロナ感染下で伸び悩んだ。全店売上高は69.0%。