イオンnews|9月既存店イオンリテール2.2%増/トップバリュ値下げ奏功

イオン(株) (千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は主要連結会社の9月業績を発表した。

9月は全国的に残暑が厳しかった。そのなかで、ご当地フェアや敬老の日のご馳走メニューの強化、トラベル用品需要、インバウンド需要へ対応する商品の品揃えを拡充した。トップバリュでは、小麦や食用油など一部の原材料価格が安定し始めたことや、配送形態の見直し、スケールメリットの活用などをさらに推し進めることで、31品目を値下げした。

イオンリテールの既存店売上高は前年同月比102.2%、全店売上高は105.4%。

イオンリテールでは、値下げしたトップバリュ31品目の展開を強化したことや、トラベル用品、暑さ対策用品などが好調に推移し、既存店売上高は16カ月連続で前年をクリアした。

イオン北海道の既存店売上高が105.1%、全店売上高は106.6%。
イオン九州の既存店売上高は103.9%、全店売上高は104.2%。
マックスバリュ東海が既存店売上高103.2%、全店売上高104.7%。
フジ・リテイリングは既存店売上高101.2%、全店売上高は103.1%。マックスバリュ西日本は既存店売上高101.1%、全店売上高101.0%。

スーパーマーケット事業では、トップバリュの拡販や、各地域のじもの商材の拡充により、秋の地域行事や行楽需要を取り込んだ。主要企業10社計の既存店売上高は、7カ月連続で前年を上回った。また、フジ・リテイリングでは、9月1日からトップバリュの販売を直営全店で順次開始した。

ミニストップは既存店売上高100.4%、全店売上高97.8%。
靴専門店のジーフットは既存店売上高105.2%、全店売上高97.2%。
キャンドゥは、既存店売上高104.5%、全店売上高は105.6%。

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