ファーストリテイリングnews|インドで学生支援のスポンサーシップ創設
(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、未来のグローバルリーダーとなる学生を支援するため、インドのインドラプラズサ情報工科大学デリー校と提携し、同大学との間で、財政的な支援を必要とする優秀な学生を対象とした「ファーストリテイリング 教育スポンサーシッププログラム」の創設について合意した。
教育スポンサーシッププログラムでは、毎年5名の新入生を対象に、学士課程4年、または修士課程2年の学費全額と関連費用をファーストリテイリングが支給する。またスポンサーシップの対象となる学生には、日本語や日本文化を学習するために、ユニクロインドでインターンシップを体験する機会を設ける。さらに、一定の条件を満たした学生は、ファーストリテイリングの日本本社か、ユニクロインドに入社することができる。
今回の取り組みは、一般財団法人ファーストリテイリング財団を通して世界で進めている、学生向け教育支援の一環になる。この他にも、学生が世界トップクラスのファッション大学院で学ぶことを支援する「ファッション大学院奨学金プログラム」や、日本の学生に世界トップレベルの教育を受ける機会を提供する「ハーバード大学経営大学院奨学金プログラム」を実施している。
ファーストリテイリングは、インドで2016年6月に生産事務所を開設し、2019年10月には、ユニクロのインド1号店をニューデリーにオープンさせている。今年7月にはユニクロのオンラインストアと公式アプリを立ち上げている。