H2Onews|阪急オアシス・イズミヤ3店で大阪府「脱炭素ポイント」事業実施 

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エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長:H2O)は、2021年7月に締結した大阪府との包括連携協定の取り組みの一環として、府の脱炭素ポイント事業に参加する。脱炭素ポイント事業は、二酸化炭素排出削減に効果がある商品の購入に対して、ポイントを付与する検証事業だ。

H2Oは今年5月から、大阪府民の脱炭素への意識改革・行動変容を図ることを目的に設置された「脱炭素ポイント制度推進プラットフォーム」に参画した。二酸化炭素排出削減につながる商品の販売やサービスの提供に対して、大阪府が脱炭素ポイントを付与する実証実験に賛同、8月、協力事業者に応募して採択されていた。

実施期間は、2022年11月1日から2023年1月末を予定する。対象店舗は、阪急オアシス 豊中駅前店、阪急オアシス 池田店、イズミヤ 千里丘店の3店舗。対象商品は、関西近郊農家の野菜・果物が並ぶ地産地消コーナー「おひさん市」で販売している野菜と果物。近隣の農家から調達するので、流通過程で排出される二酸化炭素削減につながっている。

対象商品の精算時に「Sポイント対象カード」を提示すると、通常のSポイント付与(買上金額200円につき1ポイント)に加えて、1点につき5ポイントが後日に付与される。

「脱炭素ポイント制度推進プラットフォーム」は、2050年に、府内のCO2排出量実質ゼロ実現を目指し、小売業者や交通サービス提供者が運営するポイントシステムを活用し、府民の脱炭素意識を高めて、行動を変えていく取り組み。現在、13事業者・団体が参画している。生産・流通過程でのCO2排出が少ない商品(サービス含む)を購入した消費者に対して脱炭素ポイントを付与する制度の構築を検討する。H2Oは、プラットフォームへの参画だけでなく、効果検証への協力を通して、この先駆的な取り組みの普及拡大に努めるとともに、持続的・効果的な制度の構築に向けて、大阪府や、ほかの参画事業者と協働している。

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