ベイシアnews|グループ各社で降雹被害軽減に向けた実証を開始
(株)ベイシア((群馬県前橋市、相木孝仁社長)グループは、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険(株)、東芝デジタルソリューションズ(株)と、5月から群馬県で降雹(こうひょう)被害軽減に向けた実証を開始する。取り組みを通じて、雹災に関する知見を高め、アラート機能や対策グッズ等の実回避行動を促すソリューションを開発する。
ベイシアグループで参加するのはベイシア、カインズ、ベイシア電器、オートアールズ。
降雹は局所的な気象現象だが、大規模な被害が毎年発生している。三井住友海上と東芝デジタルソリューションズは、降雹の危険性を知らせるアラートの実証を2023年に実施した。アラートの有用性が確認できた一方で、未然防止・被害軽減に向けた実回避行動の実行が課題だった。
今年度は、降雹被害が多い6月~10月に向けて、雹災が頻発した群馬県を対象に「降雹対策グッズ」を活用した実効性の高い回避行動を検証する。ベイシアグループでは地域住民の実回避行動につながる対策グッズの開発・配布を担う。対策グッズを配布するのは、高崎、前橋、伊勢崎エリアに居住する三井住友海上の自動車保険契約者(個人)が対象だ
。