オイシックスnews|ヤマト運輸と協業/ヤマトHDとA-FIVEに第三者割当実施
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、ヤマト運輸(株)(東京都中央区、栗栖利蔵社長)と、6月26日に協業の検討に関する基本合意書を結んだ。
また同時に、ヤマトホールディングス(株)(東京都中央区、長尾裕社長)および(株)農林漁業成長産業化支援機構(東京都千代田区、光増安弘社長、略称「A-FIVE」)を引受先とする第三者割当による新株式の発行を決議した。これにより約8億円を調達して、宅配ビジネスにおける食品流通のサプライチェーン全体のネットワーク構築を進めるための設備投資の資金とする。
オイシックス・ラ・大地は、物流の大部分をヤマト運輸に委託している。さらに2017年から、両社は「ベジネコプロジェクト」をスタートさせている。このプロジェクトは、生産者の受発注業務から取引先への配送までをワンストップで効率化するオープンプラットフォームを構築しようというものだ。
また6月27日に、Webサイト「Oisix」に「クラフトマーケット」コーナーが開設された。ここでは、A-FIVEの出資先と連携している生産者の商品をが紹介され、販売されていく。クラフトマーケットは独自の技術や製法を持つ国内外のスタートアップ企業や小規模の生産者・メーカーの食材を、消費者と結び付ける新設コーナーである。