マツキヨ&ココカラnews|21年10月1日経営統合/1兆円・3000店舗企業誕生

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2019年8月16日から経営統合に向けた協議を進めてきた(株)マツモトキヨシホールディングスと(株)ココカラファインが、2021年10月1日に経営統合することを発表した。この経営統合により売上高1兆円・3000店舗となり、国内最大のドラッグストア企業になる。

両者は経営統合によって、商品や資材の共同開発・共同仕入れ、顧客基盤の共有、物流面の効率化など、3年を目処に、両社合算で数百億円規模の収益改善効果の達成を見込む。

経営統合の実施に先立って、ココカラファインはマツモトキヨシホールディングスを割当先とする新株式の発行(第三者割当増資)を行う。これによりマツモトキヨシホールディングスはココカラファインの議決権割合20.04%を取得する予定だ。ココカラファインでは調達する約381億円をM&Aなどの成長投資や新規出店などに充てる。

2019年9月時点では、マツモトキヨシホールディングスの店舗はドラッグストア・調剤薬局1681店舗(うち調剤薬局302店舗)で、売上高は3004億1500万円。ココカラファインはドラッグストア・調剤薬局1333店舗(うち調剤薬局299店舗)を展開し、売上高2081億7500万円。通期では1兆円に届く計算だ。

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