イオンnews|オアシス・ファンドから「ツルハHDの株式取得」独占交渉開始

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イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は1月29日(月)、香港の投資会社であるオアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドが保有する、(株)ツルハホールディングスの株式を取得することについて、オアシスとの間で独占交渉を開始した。

イオンがオアシス・ファンドの保有するツルハ株を取得することで、ツルハとの資本業務提携に基づく関係を維持・強化することが目的だ。

現在のツルハホールディングスの株主構成では、イオンが13%強を持つ筆頭株主だ。オアシスも同じく13%程度を保有する。株式取得の数、価額、方法、時期その他の条件については、今後オアシスと協議の上、検討していくが、仮定の話としてオアシス保有の全株を取得すれば、イオンは26%強の筆頭株主となる。そしてツルハを持ち分法適用会社にすることができる。

ツルハホールディングスは2023年5月期連結決算で年商9700億7900万円、経常利益456億8900万円。一方、イオン傘下のウエルシア・ホールディングスは2023年2月期で売上高1兆1442億7800万円、経常利益521億4900万円。これも仮定の話だが、両者を合わせると単純計算で売上高2兆1144億円、経常利益978億円となり、日本で圧倒的な規模のドラッグストアグループとなる。

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