富士薬品ニュース|保健科学グループの調剤薬局45店を承継
(株) 富士薬品(埼玉県さいたま市、高柳昌幸代表取締役社長)は、子会社の(株)日栄による(株)エムシーディーの調剤薬局事業の承継および譲受を発表した。取得するのは調剤薬局計45店舗。
富士薬品は、1930年に富山市で配置薬販売事業を創業し、現在、その配置薬の販売や調剤薬局・ドラッグストアを経営する特異な企業だ。4社の配置薬販売企業を持ち、同時に12社の調剤薬局・ドラッグストア企業を有し、1200店を超える。日栄は関東と関西を中心に調剤薬局を全国展開する企業だ。
一方、エムシーディーは(株)保健科学グループ本社の子会社で調剤薬局を展開する。保健科学グループは、1953年に臨床医検査センターとして発足し、保健科学研究所となって、グループ本社は臨床検査事業から、遺伝子関連検査事業、研究検査、介護事業など様々な事業展開をする。子会社のエムシーディーはかもめ薬局、ひまわり薬局、めぐ薬局、おひさま薬局などの調剤薬局を全国展開する。
富士薬品は、グループの目標である全国チェーンの構築を実現するため調剤薬局事業の強化に努めてきた。さらなる事業の発展を目指して保健科学グループ本社と協議を重ねた結果、エムシーディーから調剤薬局23店舗、(株)保健科学東日本から5店舗、(株)保健科学西日本から16店舗、そして(株)保健科学新潟から1店舗をを承継、譲受することとなった。
事業譲渡の効力発生日は6月1日である。
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