オイシックス・ラ・大地news|西日本豪雨被害の応援米「倉敷にこまる」販売

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、2018年7月に発生した西日本豪雨で被害を受けた生産者の米を「応援米」として販売している。運営する「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」で扱う。

商品名は「西日本豪雨応援米 倉敷にこまる」で、生産者は庄地区無農薬研究会。たとえば「大地を守る会」での販売価格は、白米2kgで税込み1742円(以下同じ)、七分米2kgは1742円、玄米2kgは1645円。「にこまる」は夏の高温条件でも高品質を保ち、粘りが強く光沢があるのが特徴だ。各地で開催される食味コンテストでも上位入賞している。


〈庄地区無農薬研究会の生産者 /山﨑正人さん、山﨑典男さん、津島昭二さん〉

西日本豪雨では、とくに岡山県が記録的な豪雨となり、河川の氾濫などが相次いだ。「にこまる」の生産者、庄地区無農薬研究会でも、田んぼが水没して収穫量が減った。また、土壌が水没したことで、2018年産の米は有機 JAS認証が取り消され、有機栽培の米として販売できないという大きな打撃を受けた。しかし、認証がなくても、農薬・化学肥料不使用で栽培した米に変わりはない。そこでオイシックス・ラ・大地は「応援米」として販売することで被災地農家を支援していく。

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