スタバ、WFと提携 フレッシュジュース発売
アメリカの最大手コーヒーチェーン、
Starbucks スターバックス。
日本でも人気のコーヒーショップ。
ライセンス契約店舗も含む、全世界の総売上高は132億9900万ドル。
1ドル100円換算で年商1兆3299億円。
純利益が13億8380万ドル。
店舗数は、直営店が9405店、
そしてライセンス契約店が8661店。
全世界総店舗数はなんと1万8066店舗。
ちなみに日本にある965店舗はすべて、ライセンス店。
(いずれも2012年9月期の数値)
スターバックスといえば、当然コーヒーだが、
同社は2011年に企業買収している。
Evolution Fresh エヴォリューション・フレッシュ。
フレッシュジュースの製造販売を行う会社。
エヴォリューション・フレッシュのジュースの特徴は
その製造方法にある。
果汁100%のジュースは濃縮還元が一般的。
少しこだわった商品になると、
低温殺菌法で製造されているものがある。
これらの方法ならば保存期間を少し長く確保できるし、
さらに販売価格も抑えることができる。
ただし、栄養価は損なわれる。
そこで、エヴォリューション・フレッシュでは、
低温圧搾法を用いることで、栄養価を保持しつつ、長期保存も可能とした。
もちろん、その分、値は張る。
そこで、スターバックスは考えたのだろう。
「多少高くても、いいものにはお金を出してくれる消費者がいるお店に
エヴォリューション・フレッシュ商品を置いてもらおう」
8月27日、スターバックスはホールフーズと提携し、
12種類のジュースと3種類のスナックバー「エボリューション・ハーベスト」を
ホールフーズで供給開始することを発表した。
今回のホールフーズとの提携は、
スターバックスが単なるコーヒーショップの枠を超え、
新しい「ソーダファウンテン(総合的な飲料・軽食提供店)」として
消費者に定着するのに大きく貢献するだろう。
日本にもEvolution Freshがやってくる日が来るだろうか。
待ち遠しい。
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