サミットnews|武蔵野美術大学と共同でエコバック「パタットキューブ」開発
サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は、武蔵野美術大学(東京都小平市)と産学共同で制作したエコバッグ「パタットキューブ」を1月22日(水)から全116店舗で販売する。1辺30センチのキューブ型なので、間口が広く、商品を入れやすい。使用しないときはパタッと薄くたためてカバンに入る形状になる。カラーバリエーションはグリーン、ブルー、オレンジで、価格は598円(本体価格)。
サミットは創業55周年を迎えるに当たり、オリジナルエコバッグのデザインを武蔵野美術大学に依頼していた。レジ袋の削減を目的として、芸術文化学科1年生から3年生までの15名によるアーツプロジェクト「サミットエコバッグプロジェクト」が2018年4月に立ち上げられた。
学生たちは環境問題や消費文化を探り、企業や売場での調査、お客のニーズを把握し、コンセプトづくりからデザイン、試作品の制作を重ね、1年間の授業を通して、皆が「持ちたい」と思うようなエコバックを研究し、デザインした。サミットストアのさまざまな部署で働くサミット社員とも、アイデアやデザインについて話し合った。
レジ袋削減を目的に、これまでエコバッグを持参する習慣がなかった人にも使ってみたいと感じさせるデザインに仕上げたという。