西友news|生鮮食品の新PB「食の幸」本格展開/4月まで25品目
(株)西友(東京都北区、大久保恒夫社長)は、生鮮食品(青果、畜産、水産)の新プライベートブランド「食の幸」を開発し、4月10日(月)から順次全国の西友・サニー店舗で本格的に展開する。4月末までに青果7品目、畜産14品目、水産4品目の計25品目(エリア限定商品含む)を販売する。
「食の幸」は、第1にバイヤーが味(おいしさ)にこだわって選定した商品、第2に生産者、産地、品種、生産・肥育・製造方法など、西友が求める基準を満たす品質の商品を基準にする。これらの商品をお求めやすい価格で提供していく。
青果は、産地指定・生産者指定・品種指定・生育方法のこだわりをもちながら、季節ごとに商品を入れ替え展開していく。
畜産は、西友指定の一貫した品質管理がされた産地・工場で生産・製造された畜肉であることを条件に選定して、各エリアこだわりの銘柄豚・銘柄鶏・輸入豚を中心に展開する。
水産は生産者がはっきりしていて、品質に関してバイヤーが自信をもって販売できる商品をピックアップする。塩蔵魚・魚卵なども展開していく。
西友は、2025年に「食品スーパーで業界ナンバーワン」「ネットスーパーで業界ナンバーワン」をめざす中期経営計画を策定している。「商品力」と「販売力」の2本柱を強化し、利益を創出することによって、人財、情報システム、店舗へ投資を行い、さらなる成長につなげていくというサイクルを築くことを目指す。
2022年度の営業利益は前年度を大きく上回る242億円(前年比約150%)を達成した。2023年度は、商品力強化の重点施策の一つである生鮮食品分野の改革を進めていく。