京王百貨店news|「FAN+WALK PROJECT」通勤時に使えるスニーカー展開
(株)京王百貨店(東京都新宿区、駒田一郎社長)新宿店では、2018年4月4日(水)から25日(水)の期間、婦人靴売場・紳士靴売場で通勤時に履けるスニーカーを集積展開する。これは、スポーツ庁が提唱する、「FAN+WALK PROJECT」に賛同して行うもの。
「FAN+WALK PROJECT」とは、スポーツ庁が国民の健康増進を目指し、歩くことを促進する官民連携プロジェクトである。これで奨励しているのは1日の歩数を普段よりプラス1000歩(約10分)、1日当たり8000歩(男性)としている。
婦人靴売場では、シンプルなつくりでコーディネートがしやすいローテクスニーカーなど、ベーシックなスポーツブランドスニーカーを取りそろえる。
色は、ベージュ、ホワイト、黒、ネイビーなど、通勤スタイルに取り入れやすいベーシックな色調で、価格帯は8000円から1万5000円台を中心に展開する。
また、「スニーカー×スーツ」、「スニーカー×オフィスカジュアル」の2パターンをコーディネートしたディスプレイが設置される。
期間中は、婦人靴売場の社員がスニーカーを着用して店頭に立ち、オフィスカジュアルのコーディネート例を紹介。これにより、スニーカー×スーツの違和感や拒否反応を和らげていく。
紳士靴売場では4月4日(水)~25日(水)、スポーツシューズ売場では4月4日(水)~18日(水)の期間にブランドスニーカーを展開する。
他に、スニーカーだけでなく、「歩きやすい靴」の展開もしている。東日本大震災以降「いざというときに歩けるパンプスが必要」と考えて、靴を見直す顧客が増えている。また仕事に使える歩きやすい靴への需要の高まりが顕著になっている。
ウォーキングパンプス売場では、売場面積を拡大し、履き心地にこだわった歩きやすいパンプスを展開。京王限定販売の「カルテットハーモニー」バレエシューズは、昨年の発売以降人気を集めており、シーズンごとにカラーや素材を変え展開中である。
「FAN+WALK PROJECT」は2018年3月からプロジェクトスタートとなった。
これにより、タカシマヤタイムズスクエアでは3月5日~18日の間、プロモーションイベントが実施された。また、はるやま商事は、スニーカー通勤向けのオリジナル「レザースニーカー」を開発し3月31日から発売している。これらはすでに流通スーパーニュースで報じている。
定着してきているクールビズが始まれば、スポーツ庁が推奨する「スニーカー通勤」など“歩きやすい服装”キャンペーンへの参加企業が、どんどん増えていくだろう。