クックパッドnews|動画参入/スーパーマーケット1000店頭で料理動画配信
クックパッド(株)(東京都渋谷区、岩田林平社長)は、2017年12月より、料理動画事業に本格参入する。
新サービス第1弾として2017年12月1日(金)より、総合スーパーおよびスーパーマーケットの販売計画と連動した料理動画の配信を行う『cookpad storeTV(クックパッド ストアティービー)』の展開を開始する。
店舗の生鮮売場に、クックパッドがオリジナル開発したサイネージ端末を設置し、店舗の販売計画と連動した料理動画を配信していく。お客に食材・商品の調理法や使い方を店頭の料理動画で見せることで商品の購買につなげていく。
すでに2017年8月から、全国100店舗でトライアルを実施。効果検証が完了したため、2017年12月より本格的に展開する。年内に全国のスーパーマーケット約1000店舗に約3000台のサイネージ端末を設置する予定だ。
2017年11月9日(木)時点で、イズミ、光洋、バロー、阪急オアシス、ベルク、マックスバリュ東海、マルエツ、ユニー、ヨークベニマル、ライフコーポレーション、アークスが参画予定で、有力チェーンが名を連ねている。
今日11月9日に発表されたクックパッドの2017年度第3四半期(1月~9月)決算は売上収益(継続事業)101億7900万円(17.3%減)、営業利益41億4000万円(32.5%減)、税引前四半期利益(継続事業)45億3900万円(26.0%減)、四半期利益(全事業)24億1500万円(34.9%減)の減収減益。
平均月間利用者数は、5528万人と前年同期より334万人減少した。主に夏季には総じて料理をする時間が短いという季節性が影響したことと、主要検索エンジンによるアルゴリズムの変更による影響による減少だとしている。
ただし国内のレシピ数は278万品と、最大のレシピ数を誇っており、レシピサイトとしての知名度は断トツ。それを活かした店頭コラボ企画を動画でスタートするということだ。
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