11月百貨店インバウンド動向|免税売上高28億円、客数7000人も客単38万円
日本百貨店協会のインバウンド推進委員会発表の「外国人観光客の売上高・来店動向」によれば、11月の免税総売上高は前年同月比89.3%減の約27億9000万円だった。購買客数はわずかに7000人ほどで、前年同月比98.2%減。
11月はビジネス関連や留学生の入国規制緩和があり、中国や台湾からの来日客が微増した。
一般物品の売上高は約15億9000万円で89.2%減、消耗品(化粧品、食料品等)も約12億000万円89.5%減。しかし1人当たり購買単価は約38万円と、前年の5倍近く増加している。
免税手続きカウンターの来店国別順位では、第1位が中国本土、第2位が台湾、第3位が香港、第4位が韓国、第6位マレーシア、第7位シンガポール。