12月家計調査統計|帰省控えで2人以上の消費支出31.5万円0.6%減

総務省統計局発表の「家計調査報告」によれば、12月の2人以上の消費支出は31万5007円で、物価変動の影響を除いた「実質」では前年同月比0.6%減で3カ月ぶりのマイナスとなった。

費目別消費支出(2人以上世帯・実質)では、12月は気温が低下したことや外出自粛で、季節家電や空気清浄機などの動きがよく「家具・家事用品」が13.6%増加した。また、授業料や補習教育料の「教育」は16.4%増と3カ月連続で増加している。

新型コロナウイルス感染症拡大によって、外出控え、リモート勤務からインターネット接続料は6.3%増、ゲームソフト等30.1%増だったが、帰省を控える傾向から、パック旅行費が80.1%減だった。

また、2人以上の勤労者世帯の1世帯当たり実収入は、前年同月比1.3%減の104万5032円。こちらは12カ月ぶりの実質減少だ。

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