10月チェーンストア統計|既存店1.6%増/全店101.3%/衣料住関好調
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が10月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数56社、店舗数1万0706店の調査で、前月より27店舗少ない。
総販売額は1兆1025億6685万円で、既存店前年同月比は101.6%、全店では101.3%だった。
主要3部門は、食料品が7658億0427万円で既存店100.7%。衣料品は666億2041万円で108.9%、住関品は2048億6045万円で109.8%だった。
10月度は、新型コロナウイルス感染症の感染の下げ止まりが続く中、旅行など外出の機会が増加したこともあり、内食化需要の減少傾向が見られ食料品の動きは鈍かった。
衣料品は外出需要や気温の低下とともに季節商品の動きが良かった。また住関品は、旅行・行楽需要の関連商品の動きが引き続き良かったことから、総販売額の前年同月比はプラスとなった。