4月チェーンストア統計news|既存店3.4%増/店頭価格上昇で食料品4.9%増

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が4月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0702店の調査で、前月より80店舗増。総販売額は1兆1062億0709万円で、既存店前年同月比は103.4%、全店では103.5%となった。

4月度は、節約志向の高まりから買い控え傾向が強い中、店頭価格の上昇もあって堅調だった。食料品は農産品がレタス、トマトなどは堅調だったが、カット野菜、きのこ類が苦戦した。

畜産品は豚肉、鶏肉はまずまずだったが、牛肉は動きが鈍かった。水産品は生まぐろ、たこ、鯛、漬け魚はよかったが、刺身盛合せ、ほたて、魚卵の動きは鈍かった。惣菜は和洋、温冷とも好調だった。

衣料品では入学関連、ビジネス関連がまずまずの動きだった。住関品も日用雑貨は需要などもあり動きが良く、インテリア、小物も好調だった。

1㎡当たり売上高は4万4928円で前年同月比105.3%だった。

部門別の数値では総販売額の68.9%を占める「食料品」が7616億8536万円で既存店が104.9.%、全店では105.1%。衣料品が662億3096万円で100.2%、全店では100.0%。売上構成比は6.0%。住関品は2091億0633万円で101.2%、全店では101.0%。売上構成比は18.9%。

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