三井不動産news|台湾の高級書店が核店舗「COREDO室町テラス」9/27開業
三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は、日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合と共同で「日本橋室町三井タワー」を建設していたが、3月28日(木)に竣工した。そして、商業施設「COREDO室町(コレドむろまち)テラス」を2019年9月27日(金)にグランドオープンすることを決定した。
「日本橋室町三井タワー」は、「日本橋再生計画」において、日本橋エリアの情報発信拠点となる最新の大規模複合ビルだ。敷地面積は約1万1480㎡(3480坪)、延床面積は約16万8000㎡(5万1000坪)、地下3階、地上26階建て。
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、JR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅と地下歩道を通じて直結している。また、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅から徒歩6分、JR中央線・山手線・京浜東北線「神田」駅から徒歩4分、JR各線「東京」駅から徒歩9分と日本橋駅・神田駅・東京駅周辺エリアの3つの賑わいの中心に位置する。
地上5~25階はオフィス(5~6階はオフィスロビー)、3階はホール&カンファレンス、そして地下1階~地上2階には商業施設が入居する。また、地上1階には約1500㎡(455坪)の大規模大屋根広場を設ける。
商業施設「COREDO室町テラス」は約1818坪で、地下1階・1階・2階の3フロアからなる。出店する店舗は31店舗。そのうち日本初出店が2店舗、関東初出店が5店舗、商業施設初出店が10店舗、新業態・新フォーマットが10店舗。
2階には、台湾や中国などで高級書店を運営する「誠品生活日本橋」がキーテナントとして入居する。日本では初出店となる。運営は(株)有隣堂(横浜市中区、松信裕社長)が手掛け、書店の枠に捉われない文化的な空間を創出する。
「誠品生活」は、発祥の地である台湾をはじめ、香港、蘇州などの国・地域で46店舗を展開する。書籍販売にとどまらず、ギャラリー、パフォーマンスホール、映画館、ワインセラーなど多種多様な文化・コンテンツを共有する場を運営し、さらには外食業、ホテル業も手掛ける。
「誠品生活日本橋」は2階の全フロアで展開。書籍ゾーン、文具・雑貨ゾーン、セレクト物販・ワークショップゾーン、レストラン・食物販ゾーンで構成される。また、「誠品生活」最大の特徴である体験型イベントを実施するほか、音楽イベント、文化人によるトークセッション、アート展なども定期的に開催する。
1階は大屋根広場の賑わいを演出する「広場ゾーン」と、「中央通りゾーン」「江戸通りゾーン」「パサージュゾーン」の4ゾーンで構成され、人々が憩い集うくつろぎの空間を提供する。ナポリピッツァ界のカリスマ的存在として名を馳せるジーノ・ソルビッロ氏による「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana」が日本初出店する。また、関東初出店のベーカリー&パティスリーカフェ「フェルム ラ・テール 美瑛」、カフェ・スイーツ「(仮称) ISHIYA NIHONBASHI」、お稲荷「海木」なども入居する。
地下1階には、ライブ感を重視したバラエティ豊かな飲食店舗を出店する。新業態の現代版博多屋台「博多ニューコマツ」、商業施設初出店の鉄板焼・お好焼「maido OSAKA きっちん。」など。
■「日本橋室町三井タワー」 概要
交通/東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅 地下直結
JR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅 地下直結
JR中央線・山手線・京浜東北線「神田」駅 徒歩4分
JR各線「東京」駅 徒歩9分
延床面積/約16万8000㎡(5万2727坪)
建物/地上26階 地下3階
■COREDO 室町(これどむろまち)テラス 概要
開業日/2019年9月27日(金)
テナント数/約31(予定)
商業面積/約 6000㎡(1818坪)