ヤオコーnews|大型モール内に「ヤオコースマーク伊勢崎」3/26出店

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は、3月26日(木)、群馬県伊勢崎市に「ヤオコースマーク伊勢崎店」を出店する。スマーク伊勢崎は北関東第一の商業モールで、改装によってヤオコーが誘致された。

店舗は1階に位置し、売場面積は684坪。延床面積が957坪だから、バックヤードは約270坪になる。社員19名、延べ人数130名のパートナー・ヘルパー・アルバイトで運営し、初年度18億円を見込む。

スマーク伊勢崎は、国道17 号(上武道路)と県道68号桐生伊勢崎線が交差する位置にある。伊勢崎市の一世帯当たりの自家用車保有台数は群馬県平均と比較して高く、車中心の地域だ。3km圏内の人口・世帯数は増加していて、40~49歳および65歳以上がボリュームゾーンとなっている。また、単身、2人世帯合計で約過半数を占め、群馬県平均に比べ、3人以上の世帯の割合が高い。3km圏内に4万6000人・1万8000世帯が居住する。

同店のストアコンセプトは「『美味しさ』を第一に『楽しさ』を提供するお店」。「美味しさ」と「楽しさ」で目的来店型の店舗を目指す。

SKU数と初年度売上構成比は、生鮮が1200SKUで35.3%、グロサリーが1万1230SKUで46.7%、デリカが370SKUで18.0%。つまり生鮮+デリカで53.3%を見込む。

生鮮と惣菜はヤオコーのオリジナル商品や名物商品を展開する。青果部門は、地元コーナーを中心に伊勢崎ブランドを打ち出した野菜売場をつくる。特設平台を活用し、頻度品や旬商品を単品量販して訴求する。果物は、商品を「はしり」「さかり」「なごり」と細分化し、平日・週末で売場を変化させる。花は、切り花だけでなく鉢物や香りのよいソープフラワーといった上質感ある造花を品揃えする。

精肉は、「ブラックアンガス ローストビーフ」を看板商品にして、ローストビーフを使ったメニューを提案していく。商業施設内店舗のため、集客が見込める週末はステーキ、ブロック、角切りなど、料理用途に応じた幅広い品揃えとする。

鮮魚は、近海魚と切身で圧倒的な「旬」を打ち出して展開する。また、その日のおすすめの魚1 品を「今日のコレ」として、単品量販していく。対面販売による臨場感ある演出で、賑わいのある売場を目指す。

デリカは、亜州料理(アジア全般の料理)「味庵(あじあん)」売場を新設する。海老チリ、自家製チャーハンは鉄板を使ってお客の目の前で調理して提供する。とくに、「ちょっとがイイネ」のSサイズを常備して、でき立てを提供する。この味庵は、魚惣菜をコーナー化した「漁火(いさりび)」と、鶏唐揚の「幸唐」と一体感のある売場として構成する。

寿司は、でき立て熱々の「味噌・醤油焼きおにぎり」を実演販売する。売場から見える位置に専用の電気グリラーを設置して、五感で楽しめるライブ感のある売場を演出していく。また地域に根づいている味噌味をメインにした30cm串の「ジャンボ焼団子」の実演販売も併せて行う。

隣接するインストアベーカリーでは、昔から親しまれる郷土菓子にヒントを得た「あんまる」を名物商品化して訴求していく。

日配食品のチーズコーナーでは、ナチュラルチーズの品揃えを強化する。とくにクリームチーズは、おつまみだけでなくメニュー提案や試食も実施していく。グロサリーでは中華惣菜や乾物のPB商品や、米の2kgなどの小容量サイズを強化する。

ヤオコーの店舗数は同店の出店で、群馬県16店、埼玉県89店、千葉県30店、東京都11店、神奈川県8店舗、茨城県7店舗、栃木県5店舗の計166店となる。

■ヤオコースマーク伊勢崎店
住所/群馬県伊勢崎市西小保方町368番地
店長/遠藤久広
副店長/浅野和也
売場面積/2260.81 ㎡(684坪)
延床面積/3162.17 ㎡(957坪)
開店日 : 2020 年3 月26 日(木)
営業時間/9:00~22:00
休業日/1 月1 日、1 月2 日、ほか1 日
初年度年間売上高/18 億円(予定)
駐車台数/3700 台(駐輪場約950 台) ※ショッピングモール全体
従業員/正社員19名、パートナー・ヘルパー・アルバイト130名(延べ人数)

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