三井不動産news｜｢横浜市旧市庁舎街区活用事業｣着工/’26春複合施設開業予定

三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は 7月12日(火)、鹿島建設(株)、京浜急行電鉄(株)、第一生命保険(株)、(株)竹中工務店、(株)ディー・エヌ・エー、東急(株)、星野リゾートの7社と協働で推進している「横浜市旧市庁舎街区活用事業」の新築工事に着工した。このプロジェクトは、2025年12月に竣工して供用を開始し、2026年春にグランドオープンする予定だ。

このプロジェクトは、JR根岸線「関内」駅前、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅前、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅からアクセス良好の、横浜市庁舎跡地に立地する。総延床面積が約12万8500㎡の大規模ミクストユースプロジェクトだ。横浜スタジアム・横浜公園方面とはデッキ（横浜市による整備事業、施設の供用開始に合わせて開通予定）でつながり、各駅とこのプロジェクトとの回遊性を高める。

横浜発展の歴史を象徴する記憶と風景を継承すべく、開港100周年記念事業の一環として日本建築界の巨匠 村野藤吾氏によって設計された「横浜市旧市庁舎行政棟(1959年竣工)」を保存・活用し、格式ある景観を形成する。そして次世代の横浜を象徴するエンターテインメント＆イノベーションの拠点となる街を創造する。

開発エリアの中心には約3000㎡を誇る、日本初の常設型ライブビューイングアリーナの建設を計画している。大迫力のスクリーンと高性能の音響設備を擁し、さまざまなスポーツのライブビューイングを楽しめるだけでなく、音楽や飲食も一緒に楽しめる新たなエンターテインメント空間を創出する。

タワー棟の一角には、3フロアで構成される約6800㎡のエデュテインメント(Edutainment)施設を計画する。これは遊びとテクノロジーを融合し、楽しみながら心と身体の成長をサポートする新しい体験型施設だ。エデュテインメントは、教育(Education)と娯楽(Entertainment)を掛け合わせた言葉で、｢楽しみながら学ぶ」ことで自然に知識を身につけることを目的とする。

■事業概要
計画地／神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1ほか
敷地面積／約1万6500㎡(4991坪)
延床面積／約12万8500㎡(3万8871坪)
交通／JR根岸線「関内」駅徒歩1分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分
横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
スケジュール／2022年7月新築工事着工
2025年12月竣工・供用開始予定
2026年春グランドオープン予定