良品計画news|世界最大店舗「無印良品 イオンモール橿原」3/1開業
(株)良品計画(東京都文京区、清水智社長)は3月1日(土)、世界最大となる大型店「無印良品 イオンモール橿原(かしはら)」をオープンする。イオンモール(株)が大規模増床工事を進める、奈良県橿原市の複合商業施設「イオンモール 橿原」の新規増床エリアへの出店だ。
同店は「自然・循環・文化」をテーマに、「地域の人々のすこやかな集いの場を目指す」コミュニティセンターとして、奈良県を中心に近畿圏全域の生産者や事業者との交流を通じて、商品やサービスの開発、店舗づくりに取り組んでいく。
世界最大の売場面積となる店内では、無印良品の衣・食・住に関する幅広い商品を、暮らしのシーンごとに分けたゾーンで展開する。色違い、型違い、サイズ違いの大型商品も本体からパーツまで一覧で実物を揃えた。店舗全体を一つのカタログのような構成としており、新たな無印良品の商品との出会いや発見を楽しめる。
ReMUJI
①資源回収
無印良品では衣料品や生活雑貨の一部商品を対象に、不要になった商品を店舗で回収し、リユース・リサイクル活動に取り組んできた。同店では無印良品製品の回収対象を家具・生活雑貨・服飾雑貨にも拡大する。
②リユース品販売
店舗で回収した、まだ使える衣料品や生活雑貨、服飾雑貨をリユース販売する。衣料品は洗い直しや染め直し、つなぎ合わせをすることで新たな商品に再生する。生活雑貨はクリーニング・検品をして、店頭に並べる。
③わけあり品販売
倉庫や工場での検品工程で見つかった、汚れやキズのある商品を、手頃価格で販売する。使う上では問題がないものを無駄にせず、必要とする人に届ける。
④古家具販売
国内外で大切に使われ、一度役目を終えた家具や道具にクリーニング・リペアを施して販売する。新品とは違う風合いはそのままに、また誰かの手にわたるよう、丁寧に修繕する。
⑤古本販売
本の価値を次へつなぐ、古本販売を行う。約2万冊を店頭に並べ、思いがけない一冊と出会える場を提供する。
本と喫茶
日本出版販売(株)が運営する「橿原書店」と無印良品のレストラン・カフェ「Café&Meal MUJI」を融合させた無印良品初となるブックカフェ。約10万冊の新刊、話題書、定番書が並ぶ書店で、地域の食材を使ったおにぎりや丼、お茶やコーヒー、アイスクリームが楽しめるだけでなく、購入前の本をゆっくり試し読みすることもできる。レジは共通なので、無印良品のほかの買物とまとめて会計することもできる。
集いの場「Open MUJI」
店内中央の自然光が差し込む天窓の下に、地域の人たちの集いの場として「Open MUJI」を展開する。地元の自然を生かした吉野杉でつくられたぬくもりのある空間に、自由に手に取れる約1万冊の絵本・児童書を用意する。子どもの遊び場としてはもちろん、大人も座ってコーヒーを飲んだり本をめくったりして過ごせる空間とする。
■無印良品 イオンモール橿原
所在地/奈良県橿原市新堂町241-1 イオンモール橿原ウエスト・ビレッジ
売場面積/8201㎡(2484坪)
オープン予定日/2025年3月1日 (土)
営業時間/10:00~20:00 本と喫茶エリアは 8:00~20:00