東急電鉄news|19秋「道玄坂一丁目駅前地区」に「東急プラザ渋谷」オープン
東京急行電鉄(株)(東京都渋谷区、野本弘文社長)および東急不動産(株)(東京都港区、大隈郁仁社長)は、世界を牽引する新しいビジネスやカルチャーを発信するステージとして「エンタテイメントシティSHIBUYA」の実現を目指している。
渋谷駅周辺は、2018年秋に「渋谷ストリーム」および「渋谷代官山Rプロジェクト」が同時期に開業し、2019年以降も、「南平台プロジェクト」、「渋谷スクランブルスクエア東棟」、「道玄坂一丁目駅前地区」および「渋谷駅桜丘口地区」などが、続々と開業していく予定だ。
「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」は2019年秋の竣工を予定している。旧「東急プラザ渋谷」および隣接する街区を一体開発するもので、東急グループが関係者とともに推進中の渋谷駅周辺再開発のプロジェクトの一つ。
この施設は2階レベルで渋谷駅と歩行者デッキでつながる。9〜16階にはオフィス、2〜8階および17、18階には「東急プラザ渋谷」が入居する。また、屋上には屋上広場を計画している。さらに、1階には空港リムジンバスも乗り入れるバスターミナルをはじめ、観光支援施設も設置する。
「東急プラザ渋谷」は、従来のモノやコトを顧客に一方的に提供するのではなく、ソリューションや体験を提供することで、顧客の「パートナー」として人生に寄り添うことができる商業施設を目指す。
ターゲットは、「都会派の感度が成熟した大人たち」だ。「本物」「本質的」「普遍的」なものの良さを大切にし、時間を積み重ねて、成熟していく豊かな人生を楽しむこと、それを“MELLOW LIFE(メロウ ライフ)”と名付け、新時代に向けた新しいライフスタイル観を提案する。
「美」、「健康」、「食」をはじめ、「ライフプラン」のサポートまで、成熟した大人たちのニーズに応える店舗構成を予定している。
「東急プラザ渋谷」は、1965年6月13日に専門店複合商業ビルの「渋谷東急ビル」として渋谷駅前に開業。その後、1973年に「渋谷東急プラザ」に、2012年に「東急プラザ渋谷」に名称を変更しながら、2015年3月22日の閉館まで、49年間にわたって営業を続けた。ファッションからレストラン、生鮮食品まで備える老舗テナントビルとして、渋谷を訪れる人々に長年愛されてきた。
■「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」概要
所在地/東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
用途/店舗、事務所、駐車場等
敷地面積/約3336㎡(1010坪)
延床面積/約5万8970㎡(1万8881坪)
階数/地下4階~地上18階(建築基準法上は19階)
高さ/約103m
設計者/手塚建築研究所 (株)日建設計 清水建設(株)一級建築士事務所
施工者/清水建設(株)
竣工2019年秋(予定)
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