イズミnews|ユアーズ会社分割し北九州・山口西部をスーパー大栄に継承

(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)は、同社の連結子会社である(株)ユアーズ(広島県広島市、根石紀雄社長)の九州・山口北西部地区の営業店舗を会社分割(吸収分割)し、同じく同社の連結子会社である(株)スーパー大栄(福岡県北九州市、松本淳社長)に承継する。11月14日開催の取締役会で決議した。

今回の会社分割は、同一地域内での店舗運営を一元化することによって経営の効率化と体制の強化を図ることを目的とする。北九州・山口北西部地区のユアーズ14店舗はスーパー大栄に承継される。

この営業エリア統合によって、北九州・山口北西部地区はスーパー大栄、その他の中国地区はユアーズ、熊本地区は(株)ゆめマート(熊本県熊本市、北山茂樹社長)、徳島地区は(株)デイリーマート(徳島県美馬市、藤原武志社長)に集約される。

ユアーズを吸収分割会社、大栄を吸収分割承継会社とする吸収分割方式で、契約締結日は2019年1月7日、効力発生日は2019年3月1日を予定している。

分割承継会社であるスーパー大栄の株価を算定したうえで、承継する権利義務に対応する価格分の株式を発行し、そのすべてを分割会社であるユアーズに対して割当て交付する。

スーパー大栄は、ユアーズが九州・山口北西部地区において営業する13店舗(飯塚店を除く)に関わる資産、負債、契約上の地位その他の権利義務を承継する。また飯塚店については、不動産に関する資産・負債等は承継しないが、その他の資産・負債等は大栄に承継させたうえで、店舗運営をスーパー大栄へ移管する。

イオンのスーパーマーケット事業の地域統合、イオンとフジの業務資本提携、今回のイズミの地域統合と、中四国市場は大きな転換期を迎えている。

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