アスクルnews|福岡市と「災害時における物資供給に関する協定」を5/30締結

アスクル(株)(東京都江東区、岩田彰一郎社長)は5月30日(木)、福岡市と「災害時における物資供給に関する協定」を締結した。


(左)アスクルECR本部センターマネジメント川村統括部長
(右)福岡市市民局下川局長

本協定は、埼玉県日高市、大阪府吹田市に続きアスクルが締結する3番目の災害時協定だ。福岡市が災害に見舞われた際、福岡市内の物流センター「ASKUL LogiPARK 福岡」の在庫品から、福岡市の要請に応じて生活必需品などの物資を供給する。


[ASKUL LogiPARK 福岡]

アスクルは、2017年の物流センター火災後、LOHACO専用の物流拠点となる「ASKUL Value Center 日高」を埼玉県日高市に新設した。センターの立ち上げにあたって、万全な防災体制を整えることに加えて、地域における物流センターとしての在り方を再検討した。「地元の皆様に、安全・安心な物流センターとして信頼いただき、地域に対して貢献していきたい」という想いを新たにして、埼玉県日高市との災害時協定締結が実現した。

また、これに続いて、2018年1月には大阪府吹田市との間でも災害時協定を締結した。2018年2月から全面稼働している吹田市の「ASKUL Value Center関西」が物資を供給する。

アスクルの物流センターは、日用品や食糧などの生活必需品を潤沢に在庫しているため、大量の商品を迅速かつ効率的に提供することができる。災害発生時においては行政の要請に応じ、飲料水、トイレットペーパーなどの日用品や、避難所向け事務用品の支援物資をすみやかに提供して、地域のライフラインとしての役割を果たしていく。

■災害時における物資供給に関する協定書 概要
締結者/福岡市、アスクル株式会社
内容/災害対策基本法(第2条第1号)に定める大規模災害時における支援物資の提供協力(有償)

■ASKUL LogiPARK福岡 概要
所在地/福岡市東区みなと香椎2-2-1
稼動開始/2015年12月
敷地面積/2万4905㎡(7533坪)
賃借面積/5万4842㎡(1万5984坪)
在庫商品種類/3万2000種

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