セブン-イレブンnews|「深夜休業ガイドライン」制定、11月から8店が深夜休業

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、フランチャイズ加盟店経営者向けの「深夜休業ガイドライン」を、新たに制定した。11月1日(金)に加盟店向けに配信する。

東大阪市の加盟店オーナーに端を発した深夜休業問題。深夜営業は、「24時間開いててよかった」というコンビニの生命線だったが、人手不足の深刻化や加盟店オーナーの高齢化もあって、岐路を迎えつつあった。セブン-イレブンではこうした商環境の変化を受け、今年4月に「行動計画」の4つの重点政策の中に「営業時間短縮の検討」を挙げて、取り組んできた。

深夜営業の中止は、実際には加盟店の減収減益につながる。物流網についても、さまざまな影響が考えられる。そのため、オーナーが深夜休業を実施するか否かを判断するための需要事項や手続き等をまとめてガイドライン化した。

深夜休業を行う際の、休業時間帯、休業開始時期といった具体的な内容については、オーナーと本部が合意したうえで進めていくが、「深夜休業を実施するか否か」については、最終的にオーナー自身が判断することになる。

9月末現在、深夜休業の実験は約230店舗で実施され、この実験期間を満了して深夜休業を11月1日から実施する店舗は8店舗になる。

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