フジnews|子会社フジデリカ・クオリティ工場を増築/バイオマス発電施設新設

(株)フジの子会社である(株)フジデリカ・クオリティ(愛媛県松山市、髙橋正人社長)は、本社工場を増築する。また、別棟で運営していたデリカ青果センター加工場、特例子会社の(株)フジ・ハートデリカ加工場を本社工場に集約し、11月から新設備で製造・出荷の業務を開始する。増築した工場では品質管理、衛生管理を徹底し、生産量と生産性の向上を図る。

デリカ青果センター加工場では野菜、果実の加工、カット野菜を製造する。フジ・ハートデリカ加工場では野菜、果実の一次加工を行っている。

さらに本社工場施設内に、中四国民間企業では初となる自社廃棄物を活用したバイオマス発電施設も新設する。バイオマス発電施設は12月から稼働する予定だ。

フジグループでは「循環型社会」の構築を目指し、地球温暖化対策の取り組みを進めているが、バイオマス発電はその取り組みの一環である。フジデリカ・クオリティの本社工場で発生した食品残渣を、⑴破砕し、⑵発酵させ、⑶発生したメタンガスを燃やして発電する。

■フジデリカ・クオリティ本社工場
所在地/愛媛県松山市安城寺町571番地2(本社一階)
規模面積/1628.30 m²(約493坪)
新デリカ青果センター加工場稼働日/11月7日
フジ・ハートデリカ新加工場/11月1日

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