ニトリnews|似鳥昭雄会長が第18回「渋沢栄一賞」を受賞
(株)ニトリホールディングス(東京都北区、白井俊之社長)の似鳥昭雄会長は、埼玉県などが主催する第18回「渋沢栄一賞」を受賞した。
「渋沢栄一賞」は、多くの企業の設立や育成に携わる一方で、福祉や教育などの社会事業にも尽力し、近代日本の礎を築いた渋沢栄一の生き方や功績を全国に発信するとともに、今日の企業家のあるべき姿を示すため、渋沢栄一の精神を今に受け継ぐ全国の企業経営者に贈られる賞だ。
同社は、「住まいの豊かさを、世界の人々に提供する」ことをロマン(企業理念)として掲げている。
今回の渋沢栄一賞の受賞理由は、創業者として関連会社は国内外に19社、600店舗を有する日本を代表する企業に成長させ、2019年2月期でグループ売上高6081憶円、経常利益1030憶円で、32期連続の増収増益を達成したこと。
また、個人保有株式を寄附し、似鳥国際奨学財団を設立、40の国と地域の5700人以上に給付型奨学金を支給、北海道応援基金や似鳥文化財団を設立し、文化・伝統・環境保護など、1200を超える団体の活動を支援、災害支援地への支援活動やスポーツ支援活動などの社会貢献を実施したことが評価された。
大野元裕埼玉県知事(左)、似鳥昭雄会長(中央)、夫人の百百代さん (右)。
なお、同賞は2008年度の第7回には(株)ヤオコーの川野幸夫会長、2018年度の第17回には(株)バローホールディングスの田代正美会長兼社長も受賞している。