セブン-イレブンnews|アイン薬局などと福岡離島向けドローン即時配送実験
(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)と(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)は、ANAホールディングス(株)、福岡県福岡市、自律制御システム研究所、(株)NTTドコモと共同で、「セブン‐イレブンネットコンビニ」で注文された商品およびアイン薬局の処方箋医薬品を、福岡市ヨットハーバーから、福岡市西区能古島の島内3地点にドローンで即時配送する実証を行う。
この実証は、国土交通省・環境省連携事業「社会変革と物流脱炭素化を同時実現する先進技術導入促進事業(過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業)」に採択されて、実施する。
期間は12月2日(水)から12月5日(土)の4日間で、島内に3カ所のドローン着陸場所を設置して、「セブン‐イレブンネットコンビニ」で注文された商品、またアイン薬局より処方箋医薬品(対面での服薬指導済み)を配送する。商品配送はセブン‐イレブン福岡小戸4丁目店(福岡県福岡市西区小戸4-2-27)とアイン薬局 生の松原店 (福岡市西区生の松原3丁目1260-8)の店舗を拠点にする。
実証の場となる能古島は、博多湾の中央に位置し、およそ200世帯、約720人が居住する。生活用品を取り扱う島唯一の商店が2019年1月に廃業したことで、日常の買物は島外の小売店や日用品宅配を利用している。また、島には福岡市立能古診療所があるが、同診療所で対応できない専門医療や調剤については、島外の医療施設を利用しているという。