カインズnews|面白法人カヤックと資本業務提携

(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長CEO)は、(株)カヤック(神奈川県鎌倉市、柳澤大輔代表取締役CEO)と、5 月23日に資本業務提携契約を締結したと発表した。

両社は、カインズが推進する「DIY 文化の創造」や地域社会との共創を図る「くみまち構想」などの実現に向けたパートナーとして、顧客体験の価値向上や新商品開発、カインズとカヤックとの人財交流による社内文化の活性など、さまざまな分野で協業を進めていく予定だ。

カヤックは「つくる人を増やす」という経営理念のもと、固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、「うんこミュージアム」などの体験施設やデジタルプロモーション、ゲームエンタメの企画・開発や VR・メタバース開発など、幅広い事業展開を進めている。

2020年には「ちいき資本主義事業部」を設立し、移住スカウトサービスの「SMOUT」やデジタル地域コミュニティ通貨「まちのコイン」といった地方創生や自治体DX、地域コミュニティの活性化を推進している。

カインズとカヤックは、“日本のくらしをもっと楽しくしたい”、“地域をもっと元気にしたい”、“主体的に生きる人をもっと応援したい”という両社共通のビジョン・事業目標の実現を目的として、今回、資本業務提携契約を締結した。

業務提携では、(1) 顧客に対するプロモーションなどコミュニケーション戦略の推進、(2) 両社による話題性をともなう商品又はサービスの共同開発、(3) カインズのくらしメディアにおける継続的なコンテンツ開発、(4) カヤックの提供するまちのコインを活用した DIY 等のコミュニティの育成、(5) カインズが推進するくみまち構想とカヤックのちいき資本主義事業の連携、(6) 両社の従業員の人財交流によって両社の創造的な社内文化を活性化させること、を目指すとしている。

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