PLANT news|10/21精肉PC「R-9CENTER」稼働/生産性2倍改善図る

(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田佳史社長)は10月21日(月)、本社そばのPLANT2坂井店に隣接地にPLANT精肉プロセスセンター「R-9CENTER」を開設した。「R-9CENTER」は、精肉等製造を集約して拠点となる。

施設には急速冷凍機やガスパック封入機を新たに備え、一括製造により人材の集約、製造技術の向上、適正製造量の確保を進める。これらにより、生産性・品質向上、原価低減、食品ロスの削減を図る。

設備面では急速冷凍機を導入し、冷気で食材を取り囲み高速で冷却。食材のダメージを限りなく減らし、乾燥・酸化・変色を防ぐ。定量スライサーバラ・ロース等の薄切り肉を高速スライス、定厚・定量・パック定量に対応可能とする。

また、パッケージ中の空気を、対象とする食品保存に適したガス濃度に置換するMAP包装により消費期限延長を可能とする。売上高の面ではセンターによる一括製造により、各店舗の製造量のばらつきを無くし、チャンスロスを削減する。

また、製造担当者をセンターで集中的に技術指導することで、全店レベルでの品質の向上を図る。粗利益高では冷凍在庫期間・消費期限の延長で、食品ロスの削減につなげる。また、原材料をセンターで一括仕入れすることで、原価低減を図る。

生産性改善では大型自動スライサー・包装ラインにより2倍以上を目指す。PLANTは、「R-9CENTER」開設を通じ、経営効率を高めつつ、サステナビリティに取組む。

■PLANT精肉プロセスセンター「R-9CENTER」
所在地/福井県坂井市坂井町下新庄16-1(PLANT-2坂井店 隣接)
稼働開始日/10月21日(月)
延床面積/1792㎡(543坪)
製造商品/牛肉・豚肉・鶏肉・ミンチ・つみれ・冷凍商品等

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