セブンーイレブンnews|電力使用量20%の新型陳列冷蔵ケースを本格導入

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は、2018年10月以降の新店舗や改装店舗に、最新型の商品陳列用冷蔵ケースを導入する。この商品陳列用冷蔵ケースは、「環境負荷の低減」や「働きやすさの向上」に配慮したものである。

2017年12月に開店した本社ビル内のセブン‐イレブン千代田二番町店は、「ひとと環境にやさしい店舗」として、さまざまな最新技術の実証実験を行っている。その中の一つが商品陳列用冷蔵ケースだ。検証とブラッシュアップが重ねられ、標準設備として本格導入する。

冷蔵ケースには、国内流通企業では初めて日本ハネウェル(株)の次世代冷媒R-448Aを採用した。この冷媒のGWP(地球温暖化係数)は従来冷媒と比較し65%低く、電力使用量は約20%削減できる。店全体の電力使用量に置き換えると約4%分に当たり、CO2排出量の低減に直結する。

また、これまで実証実験を進めていた「スライド棚」も正式に採用する。それにより陳列、補充等、作業時間の大幅な削減につなげていく。

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