ツルハnews|全国グループ2000店舗でPayPay決済導入
(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、堀川政司社長)はグループのドラッグストア店舗で、6月10日からスマホ決済サービス「PayPay」の利用を開始する。
ツルハグループのドラッグストア企業には、(株)ツルハ、(株)くすりの福太郎、(株)ツルハグループ ドラッグ&ファーマシー西日本、(株)レデイ薬局、(株)杏林堂薬局、そして18年5月に買収した愛知の(株)ビー・アンド・ディーがある。これらの事業会社が展開する全国の「ツルハドラッグ」「くすりの福太郎」「ドラッグストアウェルネス」「ウォンツ」「くすりのレデイ」「レデイ薬局」「杏林堂スーパードラッグストア」「杏林堂薬局」「B&Dドラッグストア」2000店以上でサービスを展開する。
PayPayの支払い方法は、加盟店が提示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン(スキャン支払い)」方式と、ユーザーがアプリに表示したバーコードやQRコードを加盟店がレジなどで読み取る「ストアスキャン(コード支払い)」方式の2通りがあるが、ツルハグループはユーザースキャン方式を採用する。
またユーザーは電子マネー(「PayPay残高」や「Yahoo!マネー」)と、クレジットカードの2種類から自由に決済手段を選択できる。
「PayPay」はソフトバンクグループ(株)とソフトバンク(株)、ヤフー(株)が共同出資したPayPay(株)が運営する。後発のためユーザー獲得を狙って100億円キャンペーンを実施するなど、積極的な販促を仕掛けている。6月からは「いつもどこかでワクワクペイペイ」の第1弾として、全国のドラッグストアで「PayPay」を利用すると、最大20%の「PayPayボーナス」が戻ってくるキャンペーン販促を実施している。ツルハグループ店舗もキャンペーン対象になっている。