ファミマnews｜ストアスタッフ給与前払いサービス｢プリポケ｣導入

(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は7月22日(金)、昨年から取り組んでいる５つのキーワードの１つである「わくわく働けるお店」の一環として、(株)マネーコミュニケーションズ(東京都港区、田中信社長)と協業し、ストアスタッフの給与前払いサービス「プリポケ」を8月から東日本地区へ導入を開始すると発表した。

順次展開を拡大する予定で、対象店舗は、北海道・東北地方、関東・甲信越、静岡県の一部を含む約7400店舗。

昨今、労働力人口の減少に伴い、新たな人材の獲得と定着率向上が、店舗運営において重要な経営課題の1つとなっている。また、フリーランス・ギグワーカーといった多様な働き方が急速に広まりつつあるなか、「月に一度、給料日に賃金を受け取る」という給与サイクルが、必ずしもライフスタイルに適合しないという課題が顕在化している。

ファミリーマートは、これらの課題に対してストアスタッフの福利厚生の拡充および、人手不足に対する加盟店支援策の一環として、マネーコミュニケーションズの給与前払いサービス「プリポケ」を導入し、ストアスタッフの定着率向上と新たな人材の獲得に繋げていく考えだ。

「プリポケ」の導入により、利用申請手続きが完了したストアスタッフは、日々更新される勤怠実績に基づき「プリポケ」のアプリ上に表示される給与前払い可能額の範囲内で、アプリ上での申込とほぼ同時に前払い給与を受け取ることが可能になる。なお、システムメンテナンス、受取側金融機関の都合等により、入金が翌営業日となる場合がある。

※「プリポケ」利用の流れ