H2Onews|阪急うめだ本店でアバター接客の実証実験/100言語に対応
エイチ・ツー・オー リテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)10月10日(金)から、グループの(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、山口俊比古社長)が運営する阪急うめだ本店で、アバター接客の実証実験(アバターインフォメーション)を 本格開始した。
(株)パソナグループ(東京都千代田区、若本博隆会長CEO)との協業による。両社は2025年3月20日、大阪・関西万博を契機に、持続可能な未来社会の創造を目指し包括業務提携を締結した。
提携に基づき、両社は「未来社会共創プロジェクト」として、6つのワーキンググループと2つのR&Dグループを設置し、共創の取り組みを推進している。今回は具体的な協業の一環。
阪急うめだ本店 1階 JR側 8番出入口 に設置した55インチモニターを使い、アバタースタッフが遠隔で店内を案内。サービスなどの問い合わせに回答する。AIの活用で約100言語を文字表示で対応することで、増加する訪日外国人に向けた多言語化対応によるユニバーサルなサービスの標準化を目指す。
アバターとのコミュニケーションを通じて、顧客の困りごとへのスムーズな対応、およびウエルカム感を演出したおもてなし、ホスピタリティの向上に取り組む。実証実験は10月1日から12月下旬までの約3カ月間実施する。