アマゾンnews|ロボット掃除機のiRobot社の買収を断念

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は1月29日(月)、ロボット掃除機「Roomba(ルンバ)」を開発するiRobot(アイロボット)の買収を断念することを発表した。

アマゾンは2022年8月に約17億ドルでのiRobotを買収すると表明していたが、翌9月には反トラスト法(独占禁止法)を所管する米連邦取引委員会(FTC)が調査に入った。さらにEU(欧州連合)でも同様に競争上の懸念からストップがかかり、結局EU規制当局の承認が下りなかった。

アマゾンは「iRobotの買収について、EU規制当局からの承認を得る道は断たれた。AmazonとiRobotが協力して前進することが妨げられたことは、消費者、市場競争、そしてイノベーションにとって損失だ」とコメントしている。

両者は、以前合意していた契約解除料をiRobot側に支払うことを含め、今回の取り引きに伴うすべての未解決問題を終了する解除契約書に署名した。

 

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