イオンnews|2月既存店イオンリテール96.1%/反動減もイエナカ消費好調

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は主要企業9社の2月度の業績を発表した。

前年2月は閏年のため営業日数が1日多かったことに加え、新型コロナウイルス感染拡大による不安が広がったことに伴うマスク、除菌剤やトイレットペーパー、おむつ等の需要の急増、休校・外出自粛の要請に伴う食品需要の急増があった。2月はこれらの反動影響が大きかった。

イオンリテール(株)では、外出に関連する商品の売上げ影響が続いた一方で、食品部門については、1月に発出された緊急事態宣言で飲食店に対して営業時間短縮が要請されたこともあって、イエナカ需要が追い風となった。好調な売上げを維持してきたリカー、農産、水産、畜産に加えて、デリカ部門の売上げが伸長した。その結果、イオンリテールの28日までの前年と同じ日数での対比では、前年並みの売上実績となっている。

スーパーマーケット事業各社も同日数での対比ではおおむね前年並みで推移した。

ヘルス&ウエルネス事業のウエルシアホールディングス(株)は、反動影響があったものの、ほぼ想定通りの実績。

イオンリテールの既存店売上高は前年比96.1%、全店ベースでは90.8%。
イオン北海道(株)の既存店は97.0%、全店ベースは合併により175.5%。
イオン九州(株)の既存店は99.8%、全店ベースは合併により225.6%。

マックスバリュ東海(株)の既存店は97.9%、全店ベースは101.2%。
マックスバリュ西日本(株)の既存店は97.6%、全店ベースでは97.0%。

ミニストップ(株)の既存店は95.9%、全店ベースでは91.5%。

ウエルシアホールディングスの既存店は92.2%、全店ベースでは97.1%。

専門店チェーンの2社は1月に比べて改善傾向にある。
(株)コックスの既存店は85.0%、全店ベースでは90.1%。
(株)ジーフットの既存店は87.6%、全店ベースでは86.4%。

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