セブン&アイnews|3月ヨーカ堂とベニマル微減/そごう・西武とデニーズ回復

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の3月の営業成績を公開した。3月21日に全国レベルで新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置が解除され、客足が戻り、そごう・西武やデニーズ、あるいはイトーヨーカ堂のテナントが回復基調をみせた。米国セブンは好調が続く。

(株)セブン‐イレブン・ジャパンの既存店売上高は100.8%。客数は97.6%だったものの客単価が103.3 %と伸びた。チェーン全店の売上高は101.3%。3月末の店舗数は2万1179店舗。

7-Eleven, Inc.の米国内既存店の商品売上高は105.3%と好調だ。チェーン全店の売上高は189.3%。これは 2021年5月14日にSpeedway事業を取得したことによる。商品売上げは137.9%、ガソリン売上げは高騰によって231.6%。

(株)イトーヨーカ堂は既存店の総売上計(SC計)が99.8%。そのうち商品売上高は客数99.2%、客単価99.4%となり98.5%。テナント売上高は102.6%と回復の兆し。

(株) ヨークベニマルの既存店売上高は99.9%の微減。客数は97.8%も客単価102.1%がカバーした。全店売上高は100.7%。

(株) そごう・西武は既存店の売上高が103.1%。新店がないので、全店ベースでも同じく103.1%。

デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズは既存店売上高が107.9%。客数が107.4%と大きく伸長した。客単価は100.5%。全店売上高も102.8%と回復している。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧