コンビニnews|6月既存店セブン3.6%増、ファミマ4.4%増、ローソン3.9%増

コンビニ大手3社の6月度の既存店売上高は対前年同月比でセブン-イレブンが103.6%、ファミリーマートが104.4%、ローソンが103.9%と好調を維持した。

セブン‐イレブン・ジャパンの既存店客数は100.0%、客単価103.6%。チェーン全店売上高は104.5%。店舗数は2万1250店を展開する。

6月度は後半、週末の天候に恵まれたことで、人の動きが活発になった。6月6日(火)から実施した「北海道グルメフェア」や全国8つのエリアで実施した「地域フェア」も奏功し、既存店売上げと客単価は昨年を上回った。

「北海道グルメフェア」では、とくに、おむすびやスープカレーが好評だった。おにぎりやチルド弁当を中心に米飯類の売上げを牽引した。

また、店内の専用マシンで提供する「お店で作るスムージー」が好評で売上げに貢献している。「お店で作るスムージー」は、販売エリアを拡大しており、6月末時点で9054店舗に導入している。

サラダは、 6月上旬まで実施した「カップデリ2個購入で30円引き」販促企画もあり、サラダの売上げが上昇した。販促企画終了後も好調を維持している。

ファミリーマートの既存店売上高は22カ月連続、客数は16カ月連続で前年を上回った。既存店客数は100.8%、客単価は103.6%。全店売上高は102.2%。エリアフランチャイジーを含む国内総店舗数は1万6499店。

6月度は、気温の上昇にともない、冷し麺や飲料、アイスなどが全体の売上げを押し上げた。「生コッペパン」シリーズやPB衣料「コンビニエンスウェア」などが依然として好調で、テレビCMを放映した「1個買うと、1個もらえる」キャンペーンも、菓子や飲料など対象カテゴリーの販売を大きく伸ばした。さらに、弁当は増量企画が好調で、中食は引き続き前年超えを維持している。

ローソンおよびナチュラルローソンの既存店客数は103.9%、客単価は101.7%。全店売上高は103.3%。国内総店舗数は1万4605店。そのうちナチュラルローソンは131店、ローソンストア100は647店を展開する。

6月度は、米飯ではおてがる弁当やおにぎり、デリカではアマニ油を加えてリニューアルしたサラダ、そして「まちかど厨房」ではセパレートタイプの弁当の販売が好調だった。また、新発売の“でからあげクン”や、「無印良品」の焼菓子や化粧品、エンタメくじやトレーディングカードゲームも好調だった。

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