イオンnews|7月既存店イオンリテール5.6%増/夏物商材が好調に推移

イオン(株) (千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は主要連結会社の7月業績を発表した。

7月は記録的な猛暑が続くなか、花火大会や夏祭りなどのイベントに合わせて浴衣や水着などの夏物商材や、スタミナ料理・期間限定企画のごちそうメニューなどの品揃えを強化した。トップバリュでは、ドイツ産の希少ホップを使用した「トップバリュ プレミアム生ビール」をリニューアル発売した。

<総合小売事業>
イオンリテールの既存店売上高は前年同月比105.6%、全店売上高は107.8%。食品のグロサリー部門ではトップバリュを拡充、水産やデリカでは土用丑に超特大サイズのうなぎ蒲焼を昨年より1.3倍用意した。また日配や農産ではフローズンデザートやフルーツなどの品揃えを拡充したことにより、好調に推移した。

イオン北海道の既存店売上高が104.6%、全店売上高は104.8%。イオン九州の既存店売上高は107.4%、全店売上高は106.8%。

<スーパーマーケット事業>
夏の地域行事や行楽需要を取り込むため、「じもの商材」の拡充や土用丑のうなぎなどごちそうメニューの販売拡大に取り組んだ。

マックスバリュ東海が既存店売上高104.6%、全店売上高106.0%。イオングループの「ビオセボン」と連携し、オーガニック商品を品揃えした新店や既存店舗内にフランスの冷凍食品専門店「ピカール」を新たにオープンした。

フジ・リテイリングは既存店売上高104.7%、全店売上高は107.0%。マックスバリュ西日本は既存店売上高103.6%、全店売上高103.5%。

ミニストップは既存店売上高102.0%、全店売上高99.2%。

<ヘルス&ウエルネス事業>
ウエルシアホールディングスは、既存店売上高104.8%、全店売上高107.1%。コロナ5類感染症移行後のマスク離れによって、メイク用品の需要が拡大したことを着実に捉えた。また猛暑によってUV関係、制汗、脱毛関連商品の販売が伸長した。

<サービス・専門店事業>
コックスは、既存店の売上げが119.1%、全店売上高113.8%。猛暑で気温が上昇したことでメンズ・レディスともにカットソー、シャツなどの夏物商品が大きく売上げを伸ばした。

靴専門店のジーフットは既存店売上高112.0%、全店売上高105.0%。

キャンドゥは既存店売上高107.3%、全店売上高は109.6%。

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